小保方晴子研究ユニットリーダーの代理人弁護士は不服申し立て後の記者会見で、小保方氏がSTAP(スタップ)細胞の存在を確信していると強調した。小保方氏は「論文のミスで騒がれたが、STAPそのものは間違いなくある」と話しているという。 三木秀夫弁護士によると、小保方氏は「たまたま一つだけできたのではなく、幾つも作っている。何度も見たし、他にも見た人がいる」と説明。室谷和彦弁護士も小保方氏について、「(STAP細胞は存在するかという)質問をされることが不思議といった感じ」と述べ、論文の誤りとSTAP細胞の有無は「別次元の話」と主張した。 三木弁護士らは、理研の調査委員会が捏造(ねつぞう)と判断した論文の画像の代わりに、2012年6月と今年2月に撮影したSTAP細胞の証拠とされる画像を理研に提出した。画像は小保方氏が保存していたという。