なんというのか、つね日頃から納得がいかないなぁと思うのは、男性が「大学教員のくせに、『女一般』の問題を語るな」という陰口をいうことです(あ、この場合の男性も大学教員です。なぜかこういう陰口って本人に聞こえてくるし、わたし自身も、他の女性大学教員のことをこう批判している場面に遭遇することがあるので、さもありなんと思う)。 フェミニズムのなかには、専門職批判という伝統が長くあって、自分自身が立身出世をして地位をあげるのではなく、「女」の問題を考えよう、というスタンスが強くありました。これならわかるんですけどね、専門知批判や、単なる平等主義女性解放論批判として。 しかし、何でフェミニストでもないひとに、「大学教員のくせに」っていわれて、わたしが大学教員だからって、その発言内容の妥当性が批判にさらされなければならないのか?と思うと「?」だと思っていたのですが、最近謎がとけたのです。 主婦は抑圧され