J2東京Vの常務を退任したラモス瑠偉氏(52)が8日、東京都内で取材に応じ、「日本代表監督になることは、まだあきらめていない」と改めて表明した。 そのカリスマ性と人気の高さに加え52歳という年齢を考えれば、10年南アW杯後の日本代表監督“候補”となる可能性はある。ラモス氏は「その前に結果を残したい。ヴェルディを強くしたいんだ」と声高に話した。 この日は、東京Vの小湊義房社長(56)と会談し、アドバイザーのオファーを受けた。経営難による役員削減も常務退任の一因とあって、年俸は昨季の5分の1以下の500万円程度(推定)になるが、「強化や営業面を見てくれということだったが、こっちの要望もいう」と前向きで、来週中に正式契約となる見込みだ。 小湊社長は「ラモス氏が代表監督を見据えているのは知っている。要望は受け入れる」と全面支援を約束する一方、「ギャラが安くて申しわけないが、分かってくれると思う」と