東京の街からカボチャが消えると、少しづつクリスマスへの模様替えが行われる。 夫婦の会話の中でも、ボーナスの金額と共に子供のクリスマスプレゼントの話が出るようになる。 子供がサンタを信じているのは、一般に小学校1、2年生までと言われている。 我が家も、遅ればせながら長女が小学校5年生の時にサンタを疑い始めたが、その時も結局、サンタはちゃんとやってきた。 子供達がクリスマスの朝に目をまん丸にして「お父さん!? 本当にサンタ来たよー。見て見て」と走って来るこの嬉しそうな笑顔を見ることが出来たのである。 妻と一緒に顔を見合わせながら、素直な子供たちの笑顔を見て幸せな気分に浸る。 私の娘たちは小学校6年生までは完全にサンタを信じ、高校生になった今でも信じようと努力している。 昨日、中間テスト前の高校1年の次女を勉強させるためにカフェに連れ出したのだが、その車の中でも、サンタの話題が出た。 「お父さん
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