CT(コンピュータ断層撮影)画像データを60台のHDD(約45TB)で構成されたRAIDシステムに格納し、運用を行っていた地域の基幹病院。その病院の保守サービス会社から「デジタルデータリカバリー」に相談の電話が入ったのは、2017年7月の初めごろだったとデジタルデータソリューションの太田高寛氏(データ復旧事業部 副事業部長)は振り返る。 RAIDシステムの障害に困った保守サービス会社は、システム開発会社の勧めでデジタルデータリカバリーを知り、連絡してきたのだった。 デジタルデータリカバリー(以下、DDR)は、デジタルデータソリューションが提供する「データ復旧サービス」だ。これまで、RAID復旧実績年間1300件以上(同社調べ)、データ復旧率96.2%(2016年現在 データ納品件数/データ復旧依頼件数 同社調べ)という高い復旧技術で、累積で13万3000件以上(2017年1月時点 同社調べ