地理院ホーム 2021年 報道発表資料一覧 明治時代の地図から、土地の液状化リスクがわかります~「明治期の低湿地データ」の整備範囲を拡大しました~ 本日、土地の液状化との関連が深い区域である「明治期の低湿地データ」について、これまで公表していた三大都市圏周辺及び静岡地区に加え、全国の主要都市周辺についても公開します。このデータは、明治期に作成された地図から、河川や湿地、水田・葦の群生地などの区域を抽出したもので、液状化を含めた土地の災害リスクの高い場所がわかります。身近な場所の液状化リスクなどを知り、地震等に備えましょう。 国土地理院は、明治中期以降、近代測量技術により我が国の基本図を整備し、更新してきました。明治中期~後期には主要な都市部周辺では、縮尺2万分1の地図が整備されました。これらの地図に表示されている当時の土地利用記号を基に、低湿地と考えられる区域を抽出し、現在の地図と重ね合わ