ホーム » 不正プログラム » 「Hacking Team」、BIOSやUEFIに感染するルートキットを利用して自社製品のエージェントをPCに常駐 「Hacking Team」から漏えいした情報の調査が進められていますが、さらに重大な発見がありました。それは、Hacking Team が、自社製品「Remote Control System (RCS)」のエージェントを、対象とする PC にインストールさせるため、BIOS や UEFI に感染するルートキットを利用していたことです。つまり、ユーザがハードディスクの初期化や、OS の再インストール、新しいハードディスクの購入をしたとしても、Microsoft Windows が起動し実行されると、エージェントもインストールされることになります。 BIOS や UEFI は、PC がハードウェアを制御するためのプログラムです。