2020年1月10日のブックマーク (1件)

  • 末梢動脈疾患はハイリスク - 予防医療のランダム・ウォーカー

    見逃されやすい病気として、末梢動脈疾患(PAD)について概説してみたいと思います。 PADは簡単に表現すると、脚の動脈が狭くなったり、つまったりしてしまう病気です。 症状は、下肢の冷感(足が冷たい)、しびれ、少し歩くと足が痛くなり休むと治る、です。 動脈硬化ベースなので、当然ご高齢の方に多くなりますので、脊柱管狭窄症という、腰の脊髄が圧迫される病気と似ており、気がつかれていないケースもあるかと思います。 PADの問題点は、歩く距離が制限されてしまうので、生活の質が低下することですが、それ以上に怖いのは重症化すると下肢の切断が必要になってしまうこと。 そして、PADでは心臓や脳の血管トラブルを合併するため、心筋梗塞後の方、脳卒中後の方よりも、心血管死亡率が高いことが示されています(REACH試験)。 最近ではさまざまなカテーテル治療ツールが開発され、血管形成術の成績は良好になりました。 カテ

    末梢動脈疾患はハイリスク - 予防医療のランダム・ウォーカー
    Nakatanaoto01
    Nakatanaoto01 2020/01/10
    とりあえず診察時、患者さんの足先を定期観察すべきだが、かなり時間がかかるのがネックである。