米ミシガンに本拠地を置くベンチャー企業エコモーターズ(Ecomotors)は3月4日(米時間)、同社の対向シリンダ対向ピストンエンジン「opocエンジン」の製造のため中国でジョイントベンチャーを設立した。 opocエンジン(Opposed-Piston Opposed-Cylinder Engine)は、1つのシリンダの中に2つのピストンを持ち、燃焼室の両側でピストンが動く方式。燃料噴射点火方式で、基本的にはディーゼルエンジン。ガソリンやバイオアルコール系燃料の利用も可能。2シリンダ(4ピストン)を基本構成としており、動きを互いに打ち消し合うので低騒音低振動なのも利点という。 現在開発済みの1号モデル「EM100」はボア径100mm、エンジンサイズ幅58☓奥行き100☓高さ47cm、重量134kgで325馬力。同程度の出力で従来型エンジンに比べて30%軽くて1/4のサイズで済み、重量あたり