最大規模の反原発デモに警視庁が異例の対応です。 毎週金曜日に国会周辺で反原発を訴えるデモは、6日には2万人を超え、一部は車道を埋め尽くすなど規模が拡大しています。警視庁は、参加者のなかに病人などが発生した場合、救急車が通れなくなったり、交通事故の発生を防ぐため鉄製の柵を設置してデモを歩道に限定するなどの警備方針を発表しました。具体的には、国会周辺に7つのエリアを設けて、官邸前に人がとどまらないよう誘導します。また、東京メトロと連携して車内放送でも協力を呼びかけるということです。警視庁によりますと、こうした警備方針を事前に明らかにするのは初めてだということです。