高額な馬券を相次いで的中させ、4億円を超える払戻金を得ていたのに所得を申告せず6200万円余りを脱税したとして、大阪地検特捜部は、大阪・寝屋川市の税務担当の元課長を所得税法違反の罪で在宅起訴しました。元課長の弁護士は、「所得とされた金額は多すぎる。たまたま高額な馬券に当たっただけなのに起訴されたのは不公平だ」と主張しています。 大阪地検特捜部などによりますと、中道元課長は、JRA=日本中央競馬会がインターネットで販売している、5つのレースの1着をすべて当てる「WIN5」という馬券をくり返し、的中させました。4年前の平成24年4月におよそ5600万円を、おととし10月には当時最高の2億3200万円余りの払戻金を得るなどしたということです。 大阪国税局は、4年前とおととしに、これ以外の高額馬券と合わせておよそ4億2000万円の払戻金を得ていたのに課税対象となるおよそ1億6000万円の所得を申告
![高額馬券相次ぎ的中の元課長 申告せず脱税で在宅起訴 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8de381784276fa3671cff67c2507ce0fd4c31ed8/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20161014%2FK10010730121_1610141811_1610141812_01_03.jpg)