4章 ニューラルネットワークの学習 この章はニューラルネットワークの学習についての説明です。 4.1 データから学習する 通常は人が規則性を導き出してアルゴリズムを考え、それをプログラムに書いてコンピューターに実行させます。このアルゴリズムを考える作業自体もコンピューターにやらせてしまおうというのが、機械学習やニューラルネットワーク、ディープラーニングです。 この本では、処理したいデータに対して、事前に人が考えた特徴量の抽出(ベクトル化など)が必要なものを「機械学習」、さらにその「機械学習」に特徴量の抽出まで任せて生データをそのまま渡せるようにしたものを「ニューラルネットワーク(ディープラーニング)」と定義しています。この定義はやや乱暴な感じもしますが、言葉の使い分けにはあまり興味がないので気にせず先に進みます。 訓練データ、テストデータ、過学習などについて解説されていますが、特につまずく

