ここ数年、小売店のレジで見かけることが増えたのが、決済企業スクエアの白い小型カードリーダーだ。同社のカードリーダーは、レストランや小売店だけでなく、農産物の直売所など、あらゆる店で活用されている。 サンフランシスコ本拠のスクエアは、販売事業者を「セラー」と呼ぶ。数百万ものセラーがスクエアを使って決済を行っており、同社の昨年の粗利益27億ドルのうち、15億ドルをセラーセグメントが占めていた。 2015年のIPO時に29億ドルだった同社の時価総額が1100億ドル(約12兆円)まで拡大した最大の要因は、このセラーセグメントの成長にある。 この成長を牽引しているのが、51歳のアリッサ・ヘンリー(Alyssa Henry)だ。ヘンリーはアマゾンの幹部を長年務めた後、IPO前の2014年にスクエアに参画した。彼女の推定資産額は5億5500万ドルで、フォーブスの「米国で最も裕福な叩き上げの女性富豪ランキ
![時価総額12兆円の「スクエア」を支えるアマゾン出身女性幹部 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/68d67dffb908721f6b546f08ae78eb86e154eeb3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.forbesjapan.com%2Fmedia%2Farticle%2F42783%2Fimages%2Fmain_image_42783451448afedf6cba8ef651ead7768ce2f.jpg)