機器類[編集] 運転台装置(モ162号) ICカードリーダー付きの運賃箱(モ170号) 台車も主電動機もモ151形と同一だが、平野線で連結運用を行うために製造されたため、連結器と総括制御可能な間接非自動制御器を装備して落成した。低床路面電車としては日本で最初の連結総括運転車両である。連結運用は落成直後から1961年5月まで実施されていたが、終了後に連結器は撤去された。そのため外見上モ151形とはほとんど違いがなくなっている。 登場直後は前照灯・尾灯が腰部にあり、前面バンパー部や前面屋根部にも意匠の違いが見られ、見た目の雰囲気が大きく違う。その後、集電装置がYゲル(のちにパンタグラフ)に変更されるにつれ、尾灯・前照灯とも頭部に移植された。 かつて連結運転を行っていたことから、空気ブレーキはSMEを使用していたが、連結器を撤去して連結運転が不可能になっていることや、保守管理の手間を減らす目的で