国立科学博物館で特別展「大英自然史博物館展」が開催中ですが・・・ www.kahaku.go.jp それと同時に企画展「卵からはじまる形づくり」も開催中です。 www.kahaku.go.jp こちらは日本発生生物学会50周年の企画展です。内容的には私の普段の仕事と直結していまして,私にとっては特別展以上に印象的でした。 企画展で展示されていた染色標本。右の翼は移植実験によって指の本数が2倍に,対称の形になっています。 ↑こちらは東邦大学医学部の2013年度入試問題中の図です。標本として展示されていた実験が入試問題に取り上げられています。 授業では人体ちくわモデルを使って説明することがあるのですが,これはそのちくわの穴の模型。 ハンス・シュペーマンがオーガナイザー(形成体)の移植実験に用いた道具。イモリの卵の特定部分を切り出し,その極小の断片をこれまた特定の部分に移植するという超人的な実験