SAPIO2月10・17日号 上杉隆 記者クラブの壁を軽々と越えてしまったツイッターの衝撃 > 今年1月8日、等々記者クラブに死刑宣告が下された。 宣告を下したのは、今田共産党による一党独裁が続き、 自由な言論が保障されていないとして先進国から常に批判されている 中国である。 中国共産党の機関紙である人民日報が 「米メディアの相次ぐ日本支局閉鎖、中国台頭が影響」という記事を 掲載したのだ。 記事は、アメリカの週刊誌タイムやニューズウィークが相次いで 東京支局を閉鎖したことを取り上げ、こう結んでいる。 「その理由には中国の台頭が背景あるに あるのはもちろんのことだが、 記者クラブ制度が中国にはなく、 より簡易に取材できることも同時に 認められるべきだろう」 私はこの記事を読み、日本人ジャーナリストとして情けなくなった。 あの中国の完成メディアにまで日本のジャーナリズムの閉鎖性を 批判されてし