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ブックマーク / sofusha.moe-nifty.com (6)

  • 書籍出版 双風舎:【連載】「脳は心を記述できるのか」第3信 「人間」と「言語」、あるいは偶有性のアスペクト

    斎藤環から茂木健一郎への手紙 ■はじめに 茂木さん。2年半のブランクを経て、この往復書簡がゾンビのごとく蘇ったことを、とりあえずはどう受けとめたものでしょう。 ずっと涙目で返信を待ち続けていたものの、私はこの往復書簡はとうに終わったものと考えていました。返信がいただけなかったのは、とても悲しいことではありましたが、その事実もまた「茂木健一郎」という人物の一側面であることを示しえたと考えて、それで満足することにしたのです。 もっともこの企画、茂木さんによるガン無視パフォーマンスによって世間的に有名になったというところもあって、私もずいぶんとおもしろい経験をしました。 いろんな媒体から取材を受けました。たくさんの人たちから「無視されてかわいそうに」と同情していただきました。なかでも、さる著名ミュージシャンは、この企画が往復しないほうに賭けてずいぶん儲けたということで、お礼にとごちそうしてくれま

    Nean
    Nean 2010/03/05
    あいかわらずおもしれーなぁ。
  • 書籍出版 双風舎:【連載】「脳は心を記述できるのか」

    茂木健一郎から斎藤環への手紙 ■拝復 たいへん興味深い手紙をありがとうございました。斎藤さんがあげられた問題は、どれも私の関心領域(意識の問題)の質にかかわる、エッセンシャルなものと考えます。 お返事を差しあげるまでに、ずいぶんと時間がたってしまい、申し訳ありません。この間、斎藤さんとの往復書簡のことがずっと気にかかっていましたが、さまざまな事情から、ご返信が遅くなってしまいました。心からお詫び申しあげます。 斎藤さんがお手紙のなかでご指摘くださったさまざまな点は、たいへん興味深いことばかりでした。斎藤さんは、「クオリア」を疑いのないこの世界属性として立ててしまうことが、ナルシシズムにつながると書かれた。昨今のいくつかの危険な社会的風潮との関連性も指摘された。また、ジャック・ラカンの「我思う、または、我は在る」という言葉を引用して、(クオリアを感じる主体としての)「私」は、確固とした単一

    Nean
    Nean 2010/01/05
    もうだれもが出ないものと思い、忘れていたはずなのに。モギー。
  • 蛭子さんいわく、「一般の人の怖さってスゴいですよ」 - 書籍出版 双風舎

    「週刊SPA!」2009年4月7日号の「今さらながら裁判員制度に大反対!!」という記事で、漫画家の蛭子能収さんが吠えています。 蛭子さんが裁判員制度に反対するおもな理由は、単に「面倒くさいから」というもの。また、「手紙が届いたら、強制的に行かなきゃいけないなんて、『赤紙』といっしょ」と、辞退できない仕組みを批判します。 もっとも興味深かったのは、蛭子さんが「裁判員になっちゃいけない人」と定義する人のこと。それは、どういう人かというと……。 「芸能人になってからわかったんですが、一般人の怖さってスゴいんですよ。自宅のピンポンとか平気で鳴らすし、窓に石は投げられるし、玄関の前に犬のクソは置かれるし……とにかく、世の中ってろくでもない人がいっぱいいるっていうことですよ。そういう人たちを裁判員にしちゃっていいものなのかな、って思いますよ。万が一オレが被告とかになったら、『コイツは芸能人だしいい気に

    Nean
    Nean 2009/04/05
    猫虐殺騒動をいつまでも悪用して作家に媚を売るのって、「一般人の怖さ」の構造と実は酷似していることに気づかないのがなぁ。かなり幻滅。
  • 書籍出版 双風舎

    Nean
    Nean 2009/03/31
  • 赤木さんのコメントに答えます - 書籍出版 双風舎

    「ミクシーの『坂東眞砂子不買運動』というコミュニティについて」というエントリーに対し、赤木智弘さんからコメントをいただきました。今回は、このコメントに応答してみようと思います。 まず、赤木さんのコメントを紹介します。 面白いことをしますねー。 まぁ、このコミュがまともに機能していなかったことは、 今回のの発売すら把握していないことから、あきらかですね。 多分、谷川さんからメールが行って、始めて気付いたのでしょう。 今回のメールでこのコミュの活動が活発になればそれはそれで「批判の場」になる可能性はあるし、谷川さんからのメールを「理不尽」や「ネタ」としてしか扱わないのであれば、またすぐにでも「休眠状態」に移るのでしょうね。そうなれば空しいけれども「谷川さんの勝ち」ということになってしまう。 件のコミュの人たちには、「他人を批判する」ということには、それ相応の説明責任が要求されるということを知

    Nean
    Nean 2009/03/31
  • 斎藤環と茂木健一郎の往復書簡「脳は心を記述できるのか」 第1信 「価値のクオリア」は存在するか?(斎藤環)

    斎藤環から茂木健一郎への手紙 はじめまして。 はじめておたよりします。斎藤環と申します。 茂木さんの著書は何冊か読ませていただきましたが、その精力的な活動のすべては、とうていフォローし切れていない点をまずお詫びいたします。 そのかわりといってはなんですが、妙なエピソードからはじめさせていただきます。 じつは私は、茂木さんとこれまでに何度かニアミスしているんですよ。たとえば、私は2006年の夏休みにフライブルクに行ったんですが……(といえばピンと来るかも知れませんね)、ルフトハンザ機内で私たち家族の斜めうしろに茂木さんが座っておられました。驚いたのは、往路だけならまだしも、復路の機内でもほぼ同じ位置関係で、なんというか、この「偶有性」には驚かされました。思えばあの時点で、この企画は萌芽的かつ徴候的に成立しつつあったのかもしれませんね(笑)。 私の茂木さんへの親近感はこれに留まりません。私たち

    Nean
    Nean 2007/06/06
    第一回。高橋悠治との対談の再現みたくなるのを愉しみにしていたりして。
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