都市を舞台に活躍する、パフォーマー、アーティスト、デザイナー、プロデューサーなどの表現者たち。彼らがいま抱く、表現活動への姿勢やスタイルに迫るインタビュー連載、今回はなんと! ミニマルミュージックの巨人であり、ジャンルの枠に収まらないリアルな「現代の音楽」をいまも紡ぎ続けるこの方です(インタビュ―は2008年5月来日公演時に収録)。 久しぶりの来日、とてもうれしいです。 僕のほうこそ、とてもうれしいよ。1997年の『ザ・ケイヴ』上演(Bunkamura シアターコクーン)以来だからね。 コンサートチケットは公演の3ヶ月前にほぼ売り切れました。特に若い観客が多かったですよね。 この反応にはとても驚いたし、また嬉しかったよ。観客の反応もファンタスティックだった。さらに、古くから知っている人たち、君もそうだけど、アンサンブル・モデルンの連中ともここ東京で仕事ができたことは、本当に大きな喜び