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ブックマーク / honpouji.jimdofree.com (1)

  • はなし塚

    昭和6年は、皆さまご承知のように、日の内外の情勢は一段と厳しく、日華事変以来、我が国は臨戦体制から戦時体制に突入しており、国家総動員法も公布され、国民も一億一心すべて東亜新秩序のため、身を挺して重大時局に直面している時でありました。政府からは各芸能団体の演題種目について、厳しく自粛が叫ばれていました。 演芸のなかでも落語は、江戸時代の最盛期にはじまった演芸であり、その演題のなかには、遊里・酒・妾・廓噺などの名作も少なくなかったが、この厳しい戦時中にこうした演題をだすことが憚(はばか)られ落語界では、国策に沿っていち早く自粛方を協議し、野村無名庵(講談落語協会顧問)を先導に、演題について落語界幹部が種々検討して、甲・乙・丙・丁に分類、丁に属する戦時下の時局に相応しくない噺五十三種(遊里・酒・妾・廓話等)を禁演落語として発表し自粛の姿勢しました。 この禁演落語の中には、江戸文芸の名作といわれ

    はなし塚
    Nean
    Nean 2017/08/15
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