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ブックマーク / imidas.jp (2)

  • 三浦英之連載「復興五輪」の現場から⑥ ある町長の死(1)

    写真:岩波友紀 その日の夜も飲んでいた。グラスの中で揺れているのはビールでも焼酎でもなく、ウーロン茶だ。いつもと同じく誰かが店に来るのを一人静かに待っていた。 居酒屋「いふ」――そこは当時、避難指示が解除されたばかりの福島県浪江町(なみえまち)で唯一、夜間に飲みいができる場所だった。JR常磐線の浪江駅から徒歩5分。故郷に帰還した人々が日没後、長すぎる夜を嫌ってぽつりぽつりと集まってくる。 「偉いねえ、三浦さんは。酒も飲まずに」と気のいいマスターがカウンター越しに語り掛けてくる。「いつまで新聞配達を続けるつもりなの?」 「ええ……いつまでですかね」 店は長らく、私にとってなくてはならない取材拠点だった。「いふ」の2階には主に除染作業員などが寝泊まりできる下宿が併設されており(「新荘」というのがその正式な名称だったが、多くの利用者が階下の居酒屋の名前で呼んでいた)、私は浪江町内で新聞配達を

    三浦英之連載「復興五輪」の現場から⑥ ある町長の死(1)
    Nean
    Nean 2020/03/08
  • 史上空前の失敗!? 賃下げ政策アベノミクスになぜ人々はだまされているのか(明石順平)

    安倍政権の一番の目玉である経済政策「アベノミクス」。政府は「戦後最長の好景気」とうたうが、景気回復を実感できない人も多いのでは? なぜ政府が発表する「成果」と人々の生活の「実感」がずれるのか。著書『アベノミクスによろしく』(インターナショナル新書)などで、安倍政権の経済政策のカラクリを読み解いてきた弁護士の明石順平さんに聞いた。 アベノミクスとは何だったのか ──「アベノミクス」という言葉は多くの人が知っています。しかし、実際にどんな成果を上げているのかを理解している人は少ないのではないでしょうか。 明石 ほとんどの人が知らないと思いますね。アベノミクスは「(1)大胆な金融政策」「(2)機動的な財政政策」「(3)民間投資を喚起する成長戦略」という「三の矢」を柱とする経済政策と言われています。しかし、事実上は「大胆な金融政策」に尽きると言っていいでしょう。 ──大胆な金融政策とは、どういう

    史上空前の失敗!? 賃下げ政策アベノミクスになぜ人々はだまされているのか(明石順平)
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