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ブックマーク / mf-fagott.hatenablog.com (2)

  • 2007-12-01

    小学生の娘と、横浜美術館で開催中の展覧会「シュルレアリスムと美術」を観て来ました。 子どもが楽しめるような絵は少ないだろうと予想していた通りで、娘は今まであまり見たこともないような奇妙な絵の連続に戸惑った様子でした。 僕が「これはね、夢を絵にしたんだよ」と言うと、納得できたようでしたが、「でもこんな夢、あんまり見たくないな…」 最後の方に展示してあった奈良美智の絵の前では、「あっ、これかわいい! 部屋に飾りたい!」と喜んでいましたが、今度は僕の方が戸惑ってしまいました。「どうしてこういう絵がシュルレアリスムなんだろう…」 ところで、経験上、展覧会をより楽しむには多少の予習が必要です。子どもと一緒に展覧会に行くときに親が予習するのにちょうどいいがあります。『絵画入門 子どもと親の美術館 (とんぼの)』。このは、北海道立近代美術館が毎年開いている「子どもと親の美術館」展のカタログをもとに

    2007-12-01
  • あいさつの心 - 僕が線を引いて読んだ所

    俳句界』12月号の中からちょっと気になった句を取り上げて、何回かに分けて書いてみたいと思います。 あいさつの心を知らぬ君らの句   筑紫磐井 「伝統派の若き俳人に」という前書きがあります。「あいさつ」とは、山健吉が、「挨拶と滑稽」の中で、「一、俳句は滑稽なり。二、俳句は挨拶なり。三、俳句は即興なり。」と言っている、その二番目の「挨拶」のことなのだろうとまずは考えておきます。山健吉は、俳句は客観世界を十七音の言葉に定着させたものであるが、そのあとに相手への問いかけ(isn’t it?)を忘れてはならならず、読者の側には会得したしるしとしての微笑が存在するはずだと言い、さらに次のように続けます。 発句が脇句を要求する連句様式においては、発句のこのような性格は見落とされることはなかったのである。私は俳句のこの特殊な性格を挨拶と言うのである。いわゆる挨拶俳句にそういった性格は顕著であるが、か

    あいさつの心 - 僕が線を引いて読んだ所
    Nean
    Nean 2007/11/28
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