――かつて、ネットは自由で開かれたものであった。だが、どんどんネットを使う人が増え、企業や公共団体がネットを基盤としたサービスを提供し、そして人や社会がネットの諸々に左右されるようになった現在、もはや「自由で開かれていればオッケー」とは言えなくなってしまった。そんなネットの中で、黎明期を知り、発展期を過ごし、そして今でもネットにあり続けてきたひとりの書き手は、いったいこの先に何を見据えているのだろうか。 ●ソーシャルメディアによる情報発信・閲覧(日本) (出典)総務省「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究」(2018) クロサカ 今月のゲストのyomoyomoさんは、本業の傍ら1990年代からネットで技術に関するコラムやネット周辺の海外の文章を翻訳して紹介されています。それこそ、ブログの登場以前から、20年以上もネットで一個人の立場で情報発信を続けていますよね。 yomoyo