アトランタ学区の2人の父兄ボランティアが、同学区のコンピュータ環境に大きな変革をもたらしている。それまで使われていたWindowsワークステーションを、シンクライアントとLinuxの環境に置き換えたのだ。2人が使用したのはK12LTSPである。 Daniel HowardとWilliam Fragakisは、Brandon小学校の「壊れた」コンピュータを直すのに膨大な時間をとられていた。学校のコンピュータはどれも遅く、頻繁にフリーズし、Howardの言葉によれば、「ハードウェアやソフトウェアやマルウェアの問題を山ほど抱えていた」。Howardはこう語っている。「何度も何度も『コンピュータが動かなくなった』と言われ、そのたびに何時間もかけてOSをインストールし直したり、ウィルスにやられたドライバを探し出したりしなければならなかった」。生徒たちはコンピュータの使い方を教わっていなかった。不満を