中国大学統一入学試験の初日、百度(バイドゥ)が打ち出したデジタルヒューマン「度暁暁」が大学入試問題の論説文を書き、注目を集めた。科技日報が伝えた。 北京の大学入試国語採点チーム長を務めたことのある申怡氏は、「度暁暁の作文は60点満点で48点前後と評価できる。例年の状況を見ると、作文の成績が48点以上の受験生は25%に満たない」との見方を示した。 百度文心千億大モデルのサポートを受け、度暁暁はわずか40秒で作文のテーマに基づき40本以上の文章を作れる。 百度集団の肖陽副総裁は、「大学入試の作文のような長文はAI(人工知能)にとって大きなチャレンジとなる。度暁暁の作文はAIの能力にとっての一つのテストに過ぎないが、技術がもはやAIによるコンテンツ制作の不足点ではないことが検証された」と指摘した。 この作品が減点された理由は、「YYDS」(永遠の神様)といったネット流行語の使用だ。申氏は、「人間
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