昨今、転落や謝罪が耳目を集めている。 時系列を遡ると、ショーン川上、野球賭博、清原、SMAP、ベッキー、佐野研二郎、野々村議員、佐村河内守、小保方晴子。 どの話題も、ものすごい勢いで人々の関心を集めていった。 もう、失敗した人の人生を弄ぶのは、止めにしようと呼びかけたい。 見ていて苦しくなる。 感受性や自らを俯瞰できるバランス感覚が、私たちには欠落してしまったのか。 もちろん、人を批判することを止めて、ぬるま湯でみんな仲良くしようなんて言わない。 上に挙げた人の例で言えば、経歴詐称、賭博や八百長、覚醒剤、事務所の不当な圧力、不倫、剽窃、横領、虚飾に塗れたプロデュース方法、研究不正は批判されてしかるべきだ。 週刊誌も他のマスメディアも私たちも、こうした人に限らず、政治家、企業など、どんどん疑惑に切り込めば良いと思う。 ただ、その人間がした不正、それが起こった背景を叩くべきであって、その人の人