成績のつけかたで家庭科や保健体育を軽視し、五教科を重視する教育をしてきたのは間違っている。 五教科を重視した教育を義務教育として行っても、頭脳労働者になれる層は限られているし、 AIの普及によって半端なホワイトカラーはどんどん居場所を失っていく。 まじめに「五教科」を勉強してきた、エリートというほどではない層が、貧困化して馬鹿をみる時代に突入している。 必要なのは五教科でなく家庭科の実践教育だった。義務教育で自炊が出来るようになるべきだった。 医療・健康にまつわる正しい情報を受け取る能力も格差がありすぎる。保健体育を重視すべきだった。 人は理論から理解できる層だけではないから、とりあえずは実践的な保健体育の知識を全国民に教育すべきだった。 健康や家事にまつわることは、母親が娘に教えて終わりという傾向が根強い。 家事能力の低い母親から生まれた子や、性別を理由に家事教育から疎外された男の子には