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  • 認知症患者にはどのように世界が見えているのか?──『今日のわたしは、だれ?』 - 基本読書

    今日のわたしは、だれ? (単行) 作者:ウェンディ・ミッチェル発売日: 2020/03/20メディア: 単行(ソフトカバー)この『今日のわたしは、だれ?』は、2014年に58歳で若年性の認知症の診断を受けた女性が綴ったブログ記事を中心にまとめたエッセイ/体験記である。 認知症といえばしだいに記憶が失われていき、簡単な単語が思い出せない、見えているはずのものが見えなくなる、おそろしい病気として知られている。著者ウェンディ・ミッチェルは、認知症を発症する前は国民保健サービスでバリバリ働く知性的な人間だったが、だからといって彼女がそうした病気の流れに逆らうことができるわけではない。徐々に記憶が、能力が失われていく過程が書には克明に記されていく。 記憶が失われ、ほんの少し前のことも思い出せない人間が、そんな自分の状態を文章に落とし込めるものだろうかと疑問に思うかもしれない。が、書には幸いに

    認知症患者にはどのように世界が見えているのか?──『今日のわたしは、だれ?』 - 基本読書
    Nickq
    Nickq 2020/05/26
    参考にします。
  • 第40回日本SF大賞を受賞した《天冥の標》が2巻まで無料公開されているから全力でオススメする。 - 基本読書

    天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ(上) 作者:小川 一水発売日: 2013/01/25メディア: Kindle版2020年、第40回の日SF大賞(日SF賞。小説以外の媒体も対象)を小川一水《天冥の標》と酉島伝法『宿借りの星』が受賞した(対象期間は2019年)。どちらも別の角度から現代日SFの豊穣さを示す作品なのだけれども、今この《天冥の標》全10巻のうち、第2巻までが05/06まで各電子書籍サイトで無料になっている。 期間限定の無料でその後読めなくなるケースではなく、一度落としたらその後ずっと読めるはずなので、ぜひすぐには読まなくとも手に入れておいてもらいたい。SFというのは、小説というのは、ここまでのことを描くことができるのか、と打ち震えるような作品だ。全10巻とはいうものの、1巻は上・下巻。6巻は3分冊されているなどして、計17巻の大長篇である。その巻の中にはパンデミックSF

    第40回日本SF大賞を受賞した《天冥の標》が2巻まで無料公開されているから全力でオススメする。 - 基本読書
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