医師ですが、NHK連続テレビ小説「半分、青い」は正直よくやっているな、と思っています。 日本は公的にムンプス(おたふく)ワクチンをしていないという、国際的にめちゃくちゃ恥ずかしいことを前提にしたお話です。NHKはムンプス難聴の問題提起しているという意図はあるのでしょうか? www.nhk.or.jp 「半分、青い」ムンプス(おたふく風邪)難聴に罹患した主人公の物語です。 ムンプス難聴はおたふく風邪が原因で起こりますが、海外ではほとんど見られません。なぜかというと、おたふく風邪はワクチンでほとんど世界的には制圧されている疾患だからです(1)。 日本のワクチン行政が世界の三流レベルで、ムンプスワクチンすらまともにできない国であることを公言しているとんでもなく恥ずかしいお話なのです(2)。 日本はおたふく風邪のワクチンを公的にきちんと打っていない、先進国としてはワクチンがものすごいプアな状況です