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ブックマーク / www.igaku-shoin.co.jp (9)

  • 質的研究のための現象学入門 | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院

    まえがき/はじめに まえがき 苦しむ人の助けになりたい.看護や福祉など,支援職を目指す多くの人はまずこのように考えるのではないでしょうか.しかし苦しむクライエントの「生」の意味を考察し,そこから支援の原理を学び,研究としてまとめたいという志を抱いて入学した学生の多くは,まもなく大きな壁に突き当たります.その壁とは,そのようなクライエントの「生」の意味などという主観的なものを対象としたテーマでは客観性が得られないので科学とは言えない,したがって研究としては成立しないという,周囲からの有形無形の圧力です.多くの学生がこのような壁の前でなすすべもなく立ちつくし,やがて涙をのんで客観性(厳密には妥当性)が保証されるとされる量的科学的研究に移っていく姿は,今なお多くの大学院で見られる光景です.しかし現象学は自然科学や社会科学などと対等な資格で客観性(妥当性)をもち,異なったやり方でクライエントの生の

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    Nihonjin
    Nihonjin 2012/07/19
    構造構成主義? /ブクマ11,111!!!!11111!!
  • 医療統計学の基礎(新谷歩) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    【寄稿】 医療統計学の基礎 EBMの実現のために知っておきたいこと 新谷 歩(米国ヴァンダービルト大学准教授・医療統計学) 私は現在,米国テネシー州のヴァンダービルト大学で,医療統計専門家として多くの医学研究のデータ解析に携わっています。私の所属する統計学部には32人の博士,30人の修士の計62名の統計専門家が在籍しており,大学内で行われる臨床,基礎研究をサポートしています。大学付属病院であるヴァンダービルトメディカルセンターでは,米国立衛生研究所(NIH)から年間約3億ドル余りのグラントを獲得しています。これはNIHから全米の大学に支給される年間支援金総額で,国内トップ10に入る規模です。 NIHのほとんどすべてのグラントにおいて,博士号を持つ統計専門家の参加が義務付けられており,特に最近では主要な国際学術誌が統計専門家によるデータ解析を奨励していることもあって,私たち統計専門家の需要は

    医療統計学の基礎(新谷歩) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • 病気としての老衰――Failure to Thrive(大蔵暢) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    高齢者を包括的に診る 老年医学のエッセンス 【その1】 病気としての老衰――Failure to Thrive 大蔵暢(医療法人社団愛和会 馬事公苑クリニック) 高齢化が急速に進む日社会。慢性疾患や老年症候群が複雑に絡み合って虚弱化した高齢者の診療には、幅広い知識と臨床推論能力、患者や家族とのコミュニケーション能力、さらにはチーム医療におけるリーダーシップなど、医師としての総合力が求められます。不可逆的な「老衰」プロセスをたどる高齢者の身体を継続的・包括的に評価し、より楽しく充実した毎日を過ごせるようマネジメントする――そんな老年医学の魅力を、連載でお伝えしていきます。 【症例】 老人ホーム居住の,高度虚弱男性Aさん88歳。進行期パーキンソン病,認知症,高血圧,前立腺肥大症を患っている。ゆっくりではあるがコミュニケーション可能で,事は介助が必要であったが明らかな誤嚥兆候を認めず,移動

    病気としての老衰――Failure to Thrive(大蔵暢) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    Nihonjin
    Nihonjin 2012/01/15
    「老年医学のエッセンス」シリーズ【その1】
  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔インタビュー〕フットケアをはじめよう!(阿部邦子)】 ( 第2606号 2004年10月25日)

    さる9月,京都大学医学部附属病院看護実践開発センター(注参照)の監修により,『糖尿病患者のフットケア』が刊行された,同書は,同院看護師の実践をもとにまとめられたものであり,類書に比して予防的なケアに重点がおかれた内容であることが特徴だ。過去5年間にわたって,同院内科外来でのフットケアの中心となって取り組んだ阿部邦子氏に,フットケアに取り組んだ経緯と同書に込めた思いを聞いた。 ■見落としていたニーズ 「足の爪,切ってください」 ――フットケアに取り組まれたきっかけは何でしょうか。 阿部 5年前,内科外来の師長をしていた時に患者さんから「足の爪,切ってください」と頼まれて切ってあげたのがきっかけですね。白癬爪で肥厚してニッパーでないと切れなくなった方や,膝が曲がりにくくて足の爪に手が届かない方,糖尿病網膜症があって見えにくくなっている方など,自分の足の手入れができない人の存在を実際に知り,「こ

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔インタビュー〕フットケアをはじめよう!(阿部邦子)】 ( 第2606号 2004年10月25日)
  • 連載●外来診療に差をつけるコミュニケーションスキル/medicina47/8

    第11回 テーマ 励ましの伝え方: 「がんばって」の使い方をまちがっていませんか 長谷川万希子(高千穂大学人間科学部) 【キーワード】 ●励まし ●患者満足度 ●患者-医師関係 ■励ませば励ますほど,患者さんの満足度は低くなるのはなぜ 医療コミュニケーションのは数多く出版されていますが,どのでも必ずと言ってよいほど「患者さんへの励ましが大切」と書かれています.医師から励まされることによって患者さんが受けた医療に満足できると,セルフケアが順調に行われ,医師の指示をよく守るようになり,治療効果が高くなったり,治療を中断せず継続的に治療をする効果が確認されています1). そこで筆者は,外来診療で医師から患者さんに対して「がんばって」と言葉かけをしている回数と,受けた医療全体に対する患者さんの総合的満足度との相関を調べてみました.患者さんの総合的満足度とは,「この病院に通院してほんとうによかっ

    Nihonjin
    Nihonjin 2012/01/15
    「励ましの伝え方:「がんばって」の使い方をまちがっていませんか」(長谷川万希子(高千穂大学人間科学部)/記事の見本なので一部のみ。
  • 今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ/medicina44/11

    熊野宏昭氏(東京大学心療内科)=司会 木村穣氏(関西医科大学枚方病院内科) 鈴木伸一氏(早稲田大学人間科学学術院) 原井宏明氏(独立行政法人国立病院機構菊池病院) 現在,内科で診る多くの疾患は生活習慣病に含まれる.治療を進めるうえでは,薬物治療のみならず,事や運動など生活習慣への働きかけが不可欠である.そこで注目されているのが身体面に加えて心理行動面からも見立てと介入を行う心療内科的アプローチである. 内科,精神科,心療内科,臨床心理それぞれの領域から専門家にお集まりいただき,今日から内科臨床に生かしていただけるよう,心療内科的アプローチのエッセンスである認知行動療法とメンタルヘルスの基礎知識について,率直に意見交換していただいた. 熊野 2008(平成20)年度から,健診後の特別生活指導が始まることになり,行動医学を取り込んでいかねばならないという指針が厚生労働省から打ち出されました.

    Nihonjin
    Nihonjin 2012/01/15
    「座談会 内科医に求められる 認知行動療法・メンタルヘルスの基礎知識とは?」/一部
  • 古武術介護入門

    古(いにしえ)の身体技法をヒントに新しい介護技術を提案する 古武術介護入門 kobujutsukaigo-nyumon 【第1回】 古武術が拓く介護の可能性 岡田 慎一郎(介護福祉士・介護支援専門員) 皆さんはじめまして。私は10年ほどの現場経験を持つ介護士です。武術家の甲野善紀先生(後述)との出会いから,身体に負担のかからない介護方法の研究に取り組んでいます。「古武術介護」というと「それはいったい何だ・」という方も多いと思いますが,あまり構えずに,連載でご紹介する方法を一緒に発展させていければと思っています。よろしくお願い致します。 「基」はすべて正しい!? 「介護は身体を壊す」「介護は身体の痛みに耐えながらすること」 これらのフレーズに共感する方は多いと思います。ある調査では,介護者の7割以上が身体に痛みを感じているとありました。では,介護は具体的に,どのように大変なのでしょうか?

    古武術介護入門
  • 医学書院/週刊医学界新聞(第2941号 2011年08月22日) 続 アメリカ医療の光と影  第204回:医療保険のご利益についてのRCT

    李 啓充 医師/作家(在ボストン) (2939号よりつづく) 無保険社会の米国においては,医療制度について,日では想像もできないような根源的な(あるいは初歩的な)レベルでの議論が行われることが珍しくない。 例えば,「医療へのアクセスは基的人権か?」とする議論はその好例である。日が憲法25条によって「生存権」を保障しているのとは対照的に,米国保守派の中には「医療へのアクセスは基的人権ではなく特権。お金を払った人だけがサービスを受けられる」(註1)と主張してはばからない向きが多いのである。 さらに,以前(第2918号)に,テキサス州が低所得者用の公的保険「メディケイド」からの全面撤退を検討していることを紹介したが,米国には,医療へのアクセスは特権とする考え方の延長線上で,「低所得者に公費で保険を提供することは税金の無駄遣いだからやめてしまおう」とするような,「乱暴な主張」が行われる素地

    医学書院/週刊医学界新聞(第2941号 2011年08月22日) 続 アメリカ医療の光と影  第204回:医療保険のご利益についてのRCT
  • アウトブレイク(17)(李啓充) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    李 啓充 医師/作家(在ボストン) (2937号よりつづく) 前回までのあらすじ:1998年,『ランセット』誌に「MMRワクチンが自閉症の原因」と示唆する論文が発表されたことがきっかけとなって,英国における同ワクチンの接種率は大幅に低下した。 医学界からの「追放」,自閉症児の親たちの「英雄視」 『ランセット』誌の論文がねつ造されたものであったことは前回も述べたとおりだが,まだねつ造であるとはわからなかった時期,世界の医学界は,すぐさま,「MMRワクチンが自閉症の原因」とするウェイクフィールドの仮説を検証する作業に取りかかった。接種率が大幅に低下するなど,安全性に対する信頼が大きく揺らぐ事態を看過し得なかったからであるが,大規模疫学研究においても,メタアナリシスにおいても,MMRワクチンを自閉症と結び付ける証拠は見いだされず,ウェイクフィールドの仮説は繰り返し否定されることとなった。 一方,

    アウトブレイク(17)(李啓充) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    Nihonjin
    Nihonjin 2011/08/01
    「科学的証拠」よりも「ねつ造」を信ずる背景についての考察。
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