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ブックマーク / www.rakuhoku-pub.jp (3)

  • 洛北出版|書籍詳細|『密やかな教育――〈やおい・ボーイズラブ〉前史』

    「やおい・ボーイズラブ」というジャンルも、その愛好者を指す「腐女子」という分類もなかった70年代…… 少女マンガと小説の場に出現した「女性がつくり楽しむ男性同士の性愛物語」は、旧い教養(三島由紀夫、ヘッセ、稲垣足穂、ヴィスコンティ…)をどん欲に取り入れ、エンターテインメント教養ともいうべき独自の体系へと成長していった。 書は、この性愛表現が誕生し、80年代に充足してゆくまでの軌跡に光をあてる。 「女こども」とみなされていた女性の創作者たちは、なにを糧とし、いかなる葛藤に直面し、どのように次世代へとリレーしていったのだろうか。 ◆ インタビュー執筆者 竹宮惠子 (マンガ家、代表作『風と木の詩』『地球へ』『イズァローン伝説』等) 増山法恵 (小説家、「24年組」の拠点であった「大泉サロン」の発起人) 佐川俊彦 (京都精華大学マンガ学部准教授、雑誌『JUNE』元編集長) 第1章 革命が頓挫した

    Nihonjin
    Nihonjin 2015/12/06
    「「耽美」は溺れるものではなく、するもの」
  • 洛北出版|書籍詳細|『立身出世と下半身――男子学生の性的身体の管理の歴史』

    少年たちを管理した大人と、 管理された少年たちの世界へ 大人たちは、どのようにして少年たちの性を 管理しようとしたのか? 大人たちは、少年ひいては男性の性や身体を、 どのように見ていたのか? この疑問を解明するため、過去の、教師や医師による発言、 学校や軍隊、同窓会関連の書類、受験雑誌、性雑誌を渉猟し、 当事者へのインタビューを敢行する。 探究をつづけて10年―― その成果をまとめたのが、このである。 序 章 課題と方法 問題関心――近代における男性の性的身体をめぐって 男性の(性的)身体史の先行研究 青年観と青年の身体観の先行研究 方法論1 方法論2 小 括 第1章 立身出世と性的行為の非両立 ―― 1890年代における性的身体の使用禁止言説 課題と構成 木下廣次の「籠城演説」 福澤諭吉の「品行論」 徳富蘇峰の「非戀愛」 巌善治「非戀愛を非とす」と北村透谷「我牢獄」「厭世詩家と女性」

    Nihonjin
    Nihonjin 2015/12/06
    射精管理?
  • 洛北出版|書籍詳細|『食人の形而上学 ―― ポスト構造主義的人類学への道』

    『アンチ・オイディプス』から 『アンチ・ナルシス』へ ブラジルから出現した、マイナー科学としての人類学 レヴィ=ストロース × ドゥルーズ+ガタリ × ヴィヴェイロス・デ・カストロ アマゾンの視点からみれば、 動物もまた視点であり、死者もまた視点である。 それゆえ、アンチ・ナルシスは、拒絶する―― 人間と自己の視点を固定し、 他者の中に別の自己の姿をみるナルシス的な試みを。 なされるべきは、 小さな差異のナルシシズムではなく、 多様体を増殖させるアンチ・ナルシシズムである。 動物が、死者が、人間をみているとき、 動物が、死者が、人間であるのだ。

    洛北出版|書籍詳細|『食人の形而上学 ―― ポスト構造主義的人類学への道』
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