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ブックマーク / kogo.hatenablog.com (6)

  • 島宗理『パフォーマンス・マネジメント――問題解決のための行動分析学』 - KogoLab Research & Review

    パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学 作者: 島宗理出版社/メーカー: 米田出版発売日: 2000/03メディア: 単行購入: 39人 クリック: 312回この商品を含むブログ (119件) を見る 島宗理『パフォーマンス・マネジメント――問題解決のための行動分析学』(米田出版、2000、1700円)を読んだ。現実の社会や組織や個人のさまざまな問題を解決するために行動分析学をどう使っていけばよいのかを、具体的な事例を取り上げて、背景となる研究論文を駆使しながら説明していく。このは、実際に大学のテキストとして使用して何度も改訂をしたものだ。このそのものがパフォーマンス・マネジメントの成果の見のようなもので、とてもわかりやすく、同時に、ツボを押さえたものになっている。 姉妹書の『行動分析学入門』(産業図書、1998)は行動分析学の内容を正確に詳細に説明している教科書

    島宗理『パフォーマンス・マネジメント――問題解決のための行動分析学』 - KogoLab Research & Review
  • 島宗理『インストラクショナルデザイン〜教師のためのルールブック』 - KogoLab Research & Review

    インストラクショナルデザイン―教師のためのルールブック 作者: 島宗理出版社/メーカー: 米田出版発売日: 2004/11メディア: 単行購入: 10人 クリック: 71回この商品を含むブログ (36件) を見る 教育工学もインストラクショナルデザインも、その土台は行動主義心理学(今は行動分析学)によって裏付けされている。その行動分析学者による「インストラクショナルデザイン」のだ。インストラクショナルデザインを学ぼうというすべての人は、まず最初にこのを読むのがよいだろう。 なぜ「教育」ではなくて「インストラクション」というコトバを使っているのか。ある種つかみどころのない「教育」と、きっちりと定義づけられた「インストラクション」とはどこがどう違うのか。適切なインストラクションを行うには具体的にはどうすればよいのか。以上のことが、まさに適切なインストラクションによって学ぶことができるのが

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  • 田中一『さよなら古い講義』 - KogoLab Research & Review

    さよなら古い講義―質問書方式による会話型教育への招待 作者: 田中一出版社/メーカー: 北海道大学図書刊行会発売日: 1999/01メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る 田中一「さよなら古い講義」(北海道大学図書刊行会、1999、1800円)を読んだ。 これは大人数の授業で、毎回紙一枚の「質問書」を受講生に書かせることによって、会話型の教育を実現したという実践報告である。質問書には、その授業の内容についての質問を書いてもらい、同時にそれを成績の材料とする。書かれた質問は全部目を通して、成績をつけつつ(その授業の内容に合致した質問であれば合格)、次回の時にその回答をするものを選ぶ(時間の都合で全部の質問には回答できない)。このようにして、学生を授業に集中させることができ、なおかつ、質問・回答というサイクルによって会話型の教育ができるということだ。 これは非常に参考になった

    田中一『さよなら古い講義』 - KogoLab Research & Review
  • イレイン・ワイス『コンピュータ・トレーナー実践ガイド』 - KogoLab Research & Review

    コンピュータ・トレーナー実践ガイド―わかりやすく効果的なトレーニングのために 作者: イレインワイス,Elaine Weiss,関友作出版社/メーカー: 海文堂出版発売日: 2000/11メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る 11/10の日記で「看護学校で教える統計学」という内容を書いた。そうしたら、『コンピュータ・トレーナー実践ガイド』(イレイン・ワイス著、海文堂、2000、1800円)というを翻訳・出版した関友作さんから電話がかかってきた。 「向後さん、このを読みました?」 はじめは何のことだかわからなかったのだが、話を聞いてみると、11/10の日記で書いた「態度の教育」、「ニーズ分析」、「二次方程式を使わない話」などの話題が、ことごとくこのにも取り上げられていたので、もしかすると私がすでにこのを読んでいるのではないか、と関さんは思ったらしい。しかし、それは

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  • Raph Koster『「おもしろい」のゲームデザイン』 - KogoLab Research & Review

    おもしろい」のゲームデザイン ―楽しいゲームを作る理論 作者: Raph Koster,酒井皇治出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2005/12/17メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 25人 クリック: 383回この商品を含むブログ (60件) を見る 良いゲームとは「プレイヤーがやめようとする前に、与えなければならないものはすべて教えてしまえるゲーム」と定義できます。 つまるところ、これこそが、ゲームとは何かの答えになります。つまり先生(教える人)です。おもしろさとは単に、学ぶことの別名なのです。 「おもしろさとは学習すべき目標についてのパターンを吸収するとき、脳が与えてくれるフィードバック」と著者は定義します。おもしろさを感じるときには何らかの学習が起こっているし、学習しているときにはおもしろいと感じている。もちろんつまらない勉強や授業もあるわけですが、そのとき

    Raph Koster『「おもしろい」のゲームデザイン』 - KogoLab Research & Review
  • 宇佐美寛『国語教育は言語技術教育である』 - KogoLab Research & Review

    国語教育は言語技術教育である (宇佐美寛・問題意識集) 作者: 宇佐美寛出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 2001/11メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 研究し文章を書くのは、それが他者の主張とは異なるからである。他者の理論と同じことなら、なぜ活字にしてひとに読ませる必要があるのか。 このような序をもって出版されている『宇佐美寛・問題意識集』の一冊。 技術を学ぶことを学習の目的にする。そうすると、目的は他には無いことになる。目的は技術の中に吸収される。……技術を学ぶこと自体を目的にすれば、個人はそれ以外の目的を学校から押しつけられずにすむ。目的を選ぶのは個人の自由になる。 学校は、個人が技術を学習するのを助ける。その技術を何の目的に使うかは個人が自分で決める。これが自由な社会のあり方である。言語技術教育は、個人が自分で思想を持つ自由を保障す

    宇佐美寛『国語教育は言語技術教育である』 - KogoLab Research & Review
    Nihonjin
    Nihonjin 2011/04/15
    教育界の論争の達人、宇佐美寛。(と、香西秀信の本に書いてあった。とくに、「問いの構造」という論文)
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