男女の賃金格差が埋まらない。とりわけ日本は欧米に比べ格差が大きく、1年間で女性は男性の74%しか稼げていない。管理職や高収入の専門職に女性が少ないことが主因だ。8日は女性の社会進出のため国連が定める国際女性デー。危機感を抱く日本企業では格差を調べたり昇級の差をなくしたりする動きもある。2020年にフルタイムで働いた日本の労働者の所定内給与は男性が33万8800円だったのに対し、女性は25万18
妊婦の血液から胎児の染色体疾患を推定する新型出生前診断(NIPT)について、国や学会などの運営委員会が新たな指針を作った。年齢の制限をなくし、強い希望があれば全ての妊婦が検査を受けられるようになる。NIPTは「命の選別」につながりかねないとの批判も根強いが、指針作りに関わった複数の委員は「最初から拡大ありきの流れができていた」と口をそろえた。【岩崎歩、渡辺諒】 「短期間で落としどころを探るしか」 ダウン症など三つの疾患の可能性を調べるNIPTはこれまで、日本医学会の認定を受けた108の医療機関が日本産科婦人科学会(日産婦)の指針に沿って実施してきた。 日産婦の指針は、胎児の染色体疾患リスクが高まる高齢妊婦(目安として35歳以上)を主な対象としてきた。検査の目的や限界、出産後の支援制度などを事前に説明する「遺伝カウンセリング」も原則、対象となる妊婦に限ってきた。これに対し、新たな指針はカウン
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