ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (3)

  • このカドカワがスゴい!

    オススメを持ち寄って、まったり熱く語り合うスゴオフ。今回のテーマは「角川文庫」。 文庫には、それぞれの色がある。新潮は文芸色、岩波はアカデミック色、早川は海外色といった"ジャンルの強み"を持っている。 ところが、角川は「色」が見当たらない。強みがないというワケではなく、ノージャンルなのだ。純文から翻訳、ラノベからホラーまで、面白ければなんでもアリというスタンス。良く言うなら、エンタメに貪欲、悪く言えば節操がない。ちと古いが、「読んでか見るか、見てから読むか」に象徴されるメディアミックス戦略はアニメやゲームで健在だ。 結果、エンタメ色の強いラインナップとなった。もちろんアカデミックな小論、しっとりエッセイもあるが、全体としては「面白いは正義」になっている。まずは見てくれ、大漁大漁。 ガツンと読めこの物語 「アラビアの夜の種族」古川日出男 「風車祭」池上永一 「シャングリ・ラ」池上永一 「

    このカドカワがスゴい!
    NmaZda
    NmaZda 2012/06/27
    シャングリ・ラって元ジブリの吉田さんが挿絵描いてるやつだっけ。ハードSFなのかー。いま積んでるの読み終わったら読んでみたいな。
  • 「要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論」はスゴ本

    経済学者が嫌いだ。 イソターネットで可視化された「経済学者」は、嘘つきで尊大で、自分以外は馬鹿に見えるらしい。誤りを指摘されると、猛々しく開き直り、詭弁を弄して話をすりかえる。「経済学者だから、さぞ金持ちだろう」は冗句だが、「経済学者だから、リーマンショックは予見しただろう」は洒落にならぬ。「経済学者が集まったから、EUクライシスの処方箋がまとまるだろう」は、もはや寝言だ。 しかし、わたしが間違っていた。ダメな「経済学者」がいるかもしれないが、「経済学」は価値がある、まちがいなく。ずっと避けてきたのに、とうとう出てしまったのだ、「ケインズ一般理論」の要約版が。岩波文庫で何度も撃沈していたものを、ていねいに噛み砕き、今に合わせて剪定してある。ありがたく感謝して読む。 もちろん一読で理解できるはずもないが、どこまで分かっていて、どこまで分かっていないかが、判別できた(←これ重要)。なのでクルー

    「要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論」はスゴ本
    NmaZda
    NmaZda 2011/11/25
  • おいしいをデザインする「建築とマカロニ」

    デザイン心を刺激する、ユニークな。 どの辺がユニークかというと、ずばりテーマ。日を代表する建築家たちに、マカロニをデザインしてもらったデザイン集なのだ。スゴオフ@のフィードバックで教わったとき、わたしも「マカロニって、あの"べる"パスタの?」と半信半疑だった(mats3003さん、ありがとうございます)。 でも、あの"べる"マカロニだった。小麦粉を練って成形しただけの"あの"マカロニを、建築家の創造性を委ねる「構造物」としてとらえなおし、物としての味わいを機能的に追求してもらう―――そんなプロジェクトなのだ。 マカロニといえば、円筒形のやつから、ペンネ、蝶のような形や、貝殻のようなものまで様々。バリエーションは多々あるが、基的に「ソースやスープの乗り物」といっていい。しかし、体積に対する表面積の比率や、溝の入り方、厚み、大きさなどの条件によって、味わいは大きく変わってくるも

    おいしいをデザインする「建築とマカロニ」
    NmaZda
    NmaZda 2011/10/28
    これは面白そう!
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