ブックマーク / davitrice.hatenadiary.jp (2)

  • 「そんな動物みたいなことするなよ」 - 道徳的動物日記

    性と愛の脳科学 新たな愛の物語 作者:ラリー・ヤング,ブライアン・アレグザンダー 発売日: 2015/12/09 メディア: 単行 『性と愛の脳科学』はたしか2015年の前半に英語版の原著(The Chemistry Between Us: Love, Sex, and the Science of Attraction)を半分ほどまで読んでいて、面白いと思いつつ途中で手が止まって放置していた、それで、6年経った今年になってようやく邦訳版で読了したわけである。 このでは、わたしたちが抱く「愛情」や「性欲」といった情動、あるいはフェティシズムや母性といった性や愛にまつわる様々な現象や状態について、脳や化学物質(ホルモン)などの観点から分析される。人間を用いた心理学実験が紹介されることもあるし、進化心理学的な理論もところどころで参照されるが、ほかの類書とこのとを分ける最大の特徴は、ラット

    「そんな動物みたいなことするなよ」 - 道徳的動物日記
  • 「愛のあるセックス」はなぜ必要か(読書メモ:『性と愛の脳科学』) - 道徳的動物日記

    性と愛の脳科学 新たな愛の物語 作者:ラリー・ヤング,ブライアン・アレグザンダー 発売日: 2015/12/09 メディア: 単行 このの概要については先日の記事でさくっと触れているので、いきなり題から*1。 このでまず面白かったのが、第4章から第6章にかけて、女性と男性が異性に対してそれぞれに抱く愛情の質の違いを分析するところだ。 第4章の「母性を生む回路」では、自分が産んだ子供を世話したいと母親が思う感情、つまり「母性愛」の存在が脳科学の観点から説明される。端的にいえば、母性愛とはプロラクチンとオキシトシンというホルモンによって引き起こされる。オキシトシンが母親に与える影響の具体例は、以下のようなものである。 人の母親が赤ん坊を胸に抱いてやる時、母親は赤ん坊の顔と目を見つめ、赤ん坊もしばしば、母親の顔を見つめ返す。母親は赤ん坊の泣き声や、赤ん坊の声に耳を傾け、自分からも声をかけ

    「愛のあるセックス」はなぜ必要か(読書メモ:『性と愛の脳科学』) - 道徳的動物日記
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