前編に引き続き、NIGOROの顔、楢村氏のインタビューをお送りしよう。 アマチュア時代とプロ時代でゲームづくりがどう変わってきたのか、変わらなかったものは何だったのか。そして日本のインディゲームへの展望を熱く語っていただいた。 前編はこちら KickStarterで2000万円超を集めたNIGOROが挑む本気のゲーム作り。NIGORO楢村氏インタビュー【前編】 プロになってから考え始めたゲームデザイン ー代表作『La-Mulana』も仕掛けがかなり丁寧にそして複雑にデザインされていると思いました。ゲームデザインをどの程度考えていらっしゃたのでしょうか。 楢村 実は、一番最初のオリジナル版の『La-Mulana』を作っている2000年代前半はそこまで考えられてなかったんですよ。その後、プロとしてNIGOROを結成し、『薔薇と椿』、『めくり番長』などのFlashゲームを数作公開しましたが、かな