上司へのミスの報告、初めての仕事、家の掃除、英語の勉強……。私たちは「なぜ、先延ばししてしまうのでしょうか?」 先延ばしは、ある行動を起こすことに対して心理的な負荷(ストレス)を感じるときに、その行動を先送りすることです。誰でも、面倒だと思う仕事、苦手な仕事、失敗するリスクがある仕事、怒られるかもしれない報告には少なからずストレスを感じます。 ストレスはほどよくある分にはいいのですが、自分の一定レベルを超えたときには好ましくない状態になります。その状態によって心理的負担が大きくなると、私たちは先送りすることで緊張状態を減らそうとします。 つまり、心理的な意味を考えれば、先延ばしにも一分の理はあるということです。 しかし、先延ばし行動が決して良いと言っているわけではありません。先延ばししていられない状況や、先延ばしすることで問題が生じることもあるでしょう。 まず、結論から言うと先延ばしを感じ