道東の弟子屈町で80代の男性が新型コロナワクチンを4回接種していたことがわかりました。 弟子屈町によりますと町内に住む80代の男性は今年4月と5月に医療従事者として町外でワクチンの先行接種を2回受けていました。 その後、先月中旬と今月上旬に町内の一般高齢者を対象とした接種で2回接種を受け、これまでに合わせて4回のワクチン接種を受けたということです。 これまでに男性の健康被害は確認されていません。 町によりますと男性は町内の接種会場で予診の際に接種歴を申告しておらず、町の聞き取りに「回数を打てば抗体が増えると思った」などと話しているということです。 今月6日、国保連より町に男性の4月の接種費用について請求があり、事態が発覚しました。 町は「予診でこれまで以上に入念に接種歴について聞き取りを行い、再発防止に努めたい」としています。