食害が深刻なニホンジカを硝酸塩の入った餌で駆除する方法を静岡県職員らが考案した。一度胃にのみ込んだ食べ物を口に戻して徐々に消化する「反芻(はんすう)動物」の特徴を利用したものだ。「シカ対策は待ったなし。銃やわなを使った駆除より人への危険が少ない」とし、他の動物への安全性を確認しながら実用化を目指しているが、「残酷だ」といった声も出ている。 考案したのは、県農林技術研究所森林・林業研究センターの大場孝裕上席研究員ら。硝酸塩が反芻動物の胃に入ると、細菌で亜硝酸塩に変わる。すると、赤血球が酸素を運ぶ能力を奪われ酸欠に陥り死に至る。 大場さんらは1~2月、同県東伊豆町で住民の同意を得て効果を確認し、致死量も判明させた。「餌に避妊薬を混ぜる方法は他の動物に影響が出る恐れがあるが、この方法は反芻動物以外に影響がない」と話す。
富士北稜高等学校で11月11日、男女の制服を入れ替えるという試みが行われ話題となった。企画したのは、同校の卒業生で東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科1年の渡邉紀子さん。同企画が、「自分らしい人生」を生きるヒントになったという。(今一生) 高校生の視点で社会や暮らしのなかから問題・課題を見つけ、その解決方法をわかりやすく提案する全国高等学校デザイン選手権大会(デザセン)。昨年、その大会で優勝したプランが、制服を男女で入れ替える日を作るという「Sexchange Day」だ。 提案したのは、富士北稜高等学校の3年生(当時)だった渡邉紀子さん。彼女は今春にデザセンを主催する東北芸術工科大学のコミュニティデザイン学科に入学したが、志を受け継いだ後輩が今年11月11日に「Sexchange Day」を実施した。 渡邉さんは、デザセンで、「『あたりまえ』から離れてみることに問題解決に向けた
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