意外にも今回が初コラボとなる両番組。共に加地氏が手掛けているということで、ずっと以前に実現していてもおかしくなかったはずだが、ある種、意図的にコラボを控えていたように思える。「そうですね。確かにあえて控えていた部分はあります。お互いの番組が同等のコンテンツになったらやってみようという気持ちがありました」。 『アメトーーク!』と『ロンハー』は“姉妹番組”として形容され、双方の番組に出演する芸人も多い。だが、その“役割”はずいぶんと異なる。加地氏自身は両番組の棲み分けをどのように考えているのだろうか? 「『ロンハー』は出演する芸人それぞれがイジリ合って笑いを生む。逆に『アメトーーク!』は芸人同士が助け合いながら笑いを構築していく。有吉(弘行)は『アメトーーク!』で、“おしゃべりクソ野郎”に代表される毒舌とイジリ芸でブレイクしたじゃないですか? でも、その“イジリ”の部分が一番活かされるのが、実