ここ数年、内定が貰えずに自殺する学生が年に百人以上いるというニュースを見て、少しでもそういう若い人たちを救うお役に立てれば、という思いで、これから就転職される人向けのアドバイスを交えて私の過去の転職ストーリーをお話しします。 この話は今から10年ほど前の話になります。 当時私は横浜のソフトウェア会社に勤めていました。 ブラック業界(当時は3Kと呼ばれていました)の中でもブラック企業として名前が挙がるほどの会社でした。 残業手当が付かない状態で毎晩遅くまで残業する、休日出勤は多いなど。 やっている本人は、こういう業界だからということで半ば感覚が慣れてしまい、あまり自分がその身に置かれている(=ブラック業界にいる)という実感はありませんでした。 ただ、年齢を重ねていくうちに望郷の念が高まるようになり、実家の地元でもニーズがありそうなプログラム言語を習得させてくれそうな会社に転職しよう、と考える