印刷 県警の嘱託警察犬に合格したリリーと訓練士の永友美沙さん。8日も訓練に励んだ=宮崎市新別府町の阿波岐原森林公園 宮崎県警の嘱託警察犬を目指し、審査会に臨んだミニチュアシュナウザーの「リリー」(メス、2歳)の合格が8日、発表され、県警で初めての小型犬の警察犬が誕生することになった。4月から1年の任期で、犯人や行方不明者の捜索で活動する。 リリーは体高40センチ、体重6キロ。昨年12月の審査会では体重が5倍以上もあるシェパードやラブラドルレトリバーに交じり、茂みに隠れた人を探し当てる犯人等捜索部門に出場した。 おてんばだったリリーは、飼い主の二宮昌子(にみや・しょうこ)さん(49)=宮崎市=が訓練士の永友美沙さん(33)に「しつけ」を頼んだところ、好奇心の強さや人との作業を楽しむ警察犬の適性を見いだされ、初挑戦で見事合格した。 購読されている方は、続きをご覧いただけます関連リンクかわ