グレイヴ・アクセント(`、◌̀)は、おもにラテン文字を用いる言語の表記に用いられるアクセント符号で、ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一種。抑音符(よくおんぷ)、抑音符号(よくおんふごう)、重アクセント、低アクセント、鈍アクセントとも呼ばれる。 ポルトガル語、フランス語、カタルーニャ語、イタリア語、ウェールズ語、ベトナム語などに用いられる。 JIS X 0213の名称は、「アクサングラーブ, グレーブアクセント」。 ポルトガル語 à のみが使われ、2つの a の縮約を表す。 フランス語 accent grave (アクサン・グラーヴ)といい、à, è, ù が存在する。è は広い [ɛ] を表すほか、同音異義語の区別にも使われる。à, ù は同音異義語の区別に使われる(例:ou「または」とoù「どこ」)。 カタルーニャ語 à, è, ò が使われ、強勢の位置を表す。è, ò は広い