6000個のつぼを積んだローマ時代の沈没船が発見された/Ionian Aquarium, Kefalonia (CNN) 地中海を航行中に沈没したとみられるローマ帝国時代の船舶の残骸が、考古学者らの調査チームによって発見された。船の全長は35メートルで、地中海東部で見つかった沈没船としては過去最大。ワインなどを入れる容器6000個を積んだまま、2000年間海の底に眠っていたことになる。 船の年代は、紀元前100年から紀元後100年の間にさかのぼる。ギリシャ西部沿岸に浮かぶイオニア諸島の1つ、ケファロニア島沖の深さ約60メートルの海底で見つかった。ギリシャのパトラス大学の調査チームが音波探知機を使用して存在を突き止めた。発見についての論文が考古学の学会誌に掲載されている。 船は地中海全域で発見された沈没船の中で4番目の大きさ。この時代の船の多くは全長15メートルほどだったことを考えると、同船
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