学術会議会長談話原文(3) 物質が存在しないのに治療効果があると称することの矛盾に対しては、「水が、かつて物質が存在したという記憶を持っているため」と説明しています。当然ながらこの主張には科学的な根拠がなく、荒唐無稽としか言いようがありません。 過去には「ホメオパシーに治療効果がある」と主張する論文が出されたことがあります。しかし、その後の検証によりこれらの論文は誤りで、その効果はプラセボ(偽薬)と同じ、すなわち心理的な効果であり、治療としての有効性がないことが科学的に証明されています。英国下院科学技術委員会も同様に徹底した検証の結果ホメオパシーの治療効果を否定しています。 【物質とは何か?】 この会長の発言は、「治療効果がもたらされるためには物質が存在しなければならない」という前提に裏打ちされている。 その前提が正しいかどうかを考える上では、「そもそも物質とは何なのか?」という問題を掘り
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