亀井金融相が29日、雑誌記者などとの記者会見で、日本郵政の4分社化について問われて、1997年の神戸連続児童殺傷事件で逮捕された当時14歳の少年を引き合いに出し、「純ちゃん(小泉元首相)が、神戸の少年じゃないけど、切り刻むのが趣味じゃなかったんだろうけど、切り刻んだ」と述べていたことがわかった。 2007年10月の郵政民営化で発足した日本郵政グループは、持ち株会社の日本郵政と傘下の完全子会社4社からなるが、亀井金融相は、小泉内閣が進めた4分社化路線を批判したとみられる。
国会審議中のヤジをめぐって平野博文官房長官が28日、閣僚全員に自制を促す異例の事態になった。2009年度2次補正予算案の審議で与野党の応酬に閣僚も加わり、自民党が「品位を欠く」と猛反発。急きょ開かれたこの日の閣僚懇談会では、「ヤジ禁止令」まで出された。 「うるさい!」 閣僚懇の直接のきっかけとなったのは、亀井静香金融相のこの発言。27日の参院予算委員会で飛び出した。中小企業金融に関する社民党議員の質問に答えながら、自民党の西田昌司氏のヤジに言い返した。閣僚席では菅直人副総理がニヤニヤ。野党は亀井氏の謝罪と議事録からの削除を要求し、審議拒否もちらつかせた。このため、鳩山由紀夫首相は28日朝、緊急の閣僚懇談会を招集。平野氏が「不規則発言は厳に慎むように」と注意し、菅氏も補正予算成立を前に「ここは韓信のまたくぐりだ」と自制を求めた。 「うるさい」発言にとどまらず、18日に始まった衆参両院の
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