鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、市庁舎内の職員人件費の張り紙をはがした元係長の男性(45)を懲戒免職処分にした問題で、市が男性の処分を取り消した鹿児島地裁判決を不服とし、控訴したことが22日わかった。
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、市庁舎内の職員人件費の張り紙をはがした元係長の男性(45)を懲戒免職処分にした問題で、市が男性の処分を取り消した鹿児島地裁判決を不服とし、控訴したことが22日わかった。
庁舎内の張り紙をはがし、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)から懲戒免職処分を受けた元係長の男性(45)が12日、処分を取り消した鹿児島地裁判決後、初めて登庁した。 市側は復職を拒否した。竹原市長は12日に更新した自身のブログに「おカネ持ちが判決すると」と題して、裁判官の月給一覧表を掲載するなど、判決への批判を強めている。 9日の地裁判決は「(懲戒免職処分は)裁量権の乱用に当たり違法」と指摘。男性側の主張を認めて、処分を取り消した。しかし、登庁した男性に対し、市幹部は「市長の指示がない」と話し、帰宅させた。 竹原市長はこれまで市民懇談会などで、「公務員である裁判官では公平な裁判はできない」「裁判所は神ではない」などと独自の司法批判を展開。11日付のブログでも「中身のない判決文を見れば、裁判官は私達を見下しているのが分かる」とのコメントを書き込んでいた。
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