車が細い脇道から大通りに出る際、大通りを渡る歩行者用の信号が青表示だと手前で一時停止をせずに進んでしまい、事故を起こすケースが相次いでいるとして、脇道のドライバーから歩行者用の信号機を見えなくして事故を防ごうという、全国で初めての試みが福岡市で始まりました。 大通りと細い脇道の交差点のうち、脇道の側に信号機がなく、大通りを渡る歩行者用信号機がある場合、脇道のドライバーは歩行者用信号機の青表示を見てそのまま進んでしまい、大通りに入る手前で必要な一時停止をせずに人や自転車をはねてしまう事故が相次いでいます。 こうした事故を防ごうと、警察は福岡市内の5つの交差点で、脇道を進むドライバーからは大通りの歩行者用信号機の表示を見えなくする、全国で初めての試みを始めました。 このうち福岡市中央区の交差点では、歩行者用の信号機に、真正面からしか見えないようにする遮蔽板が取り付けられました。 警察は効果を検