2011年1月23日 ニート増がこの国の世代間格差を是正する テーマ: ニート, 社会問題 よくよく考えてみたら、いまの日本においては、ニートというのは経済合理的に考えてもっともすばらしい行為なのではないかと思うようになったので、考えをまとめておきます。 ご存じのとおり日本の金融資産のほとんどは、逃げ切りに入った50代と、高齢者が持っています。現状では日本に存在する金融資産1500兆円のうち60歳以上が6割持ってます。50代が22.4%保有しているので、50代以上が持つ金融資産は82.4%になります。一方で、哀れな20代はわずか0.3%です(高齢社会白書)さらに、ひどいことに、金融資産の0.3%しか持っていない世代が、金持ちの親の世代を支えなくてはならないのが今の構造です。 もちろんお年寄りのなかには、資産を築けず、生活に四苦八苦するお年寄りがいるのも事実で、そのようなイメージがマスコ