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みかこに関するOohのブックマーク (5)

  • THE BRADY BLOG:ブライトン・ロック〜ミテキシーとベッキーと、時々ミッキー〜②

    しかし、ミテキシーをブランコの下まで引きずって行ったベッキーは、唐突に動きを止めてわたしの顔を見た。 「アタシは子供を抱きあげちゃいけないって言われているから、あんたやってよ」 ベッキーは、幼児を抱き上げないようにアニー(レノックス似の託児所責任者)から注意されているのだった。 「なんでアタシは子供を抱っこしちゃいけないんだよ」とってかかるベッキーに、「それはあなたに障害があるからです」とアニーがクールに答えるのを耳にしたことがある。 それはあなたに障害があるからです。 とはまた、剃刀シャープな台詞だな。とその時は驚いた。 実際、ベッキー人も気分を害されたようで、そこら辺の椅子やテーブルを蹴り散らしながら託児所から出て行ったのである。 そのベッキーが、今日は自分から「アタシは子供を抱きあげちゃいけないんだ」と言っている。わたしは彼女の言葉に従ってミテキシーをブランコに乗せ、ゆっくりと押

    Ooh
    Ooh 2009/09/14
    “自分が投げたボールを誰かがまっすぐに投げ返してくれる。 たったそれだけのことで、人間はこれほどアップビートな心持になれるのだ。”
  • THE BRADY BLOG:極道のトレジャー・ボックス

    英国の託児所や保育園の内部は、水遊び、砂遊び、粘土遊び、アート遊び、ままごと遊び、などのコーナーに分割されているのが通常であり、子供たちが好きなアクティヴィティーを選んで遊ぶ形式になっている。底辺託児所なんかも一応複数のコーナーに分割されているわけだが、なにしろガラの悪いガキどものことである。ぶち投げる、うち壊すなどのヴァンダリズム行為によって、何処が何のコーナーなんだかさっぱりわからなくなっているのが常態であるが、一か所だけ不思議と持続可能な場所がある。 なぜかそれはアート・テーブルなのである。 当該テーブルでは、お絵かき、コラージュ、工作などを行うスペースと道具を提供しているわけだが、底辺託児所で働くようになってわかったのは、問題を抱えた家庭で育っている幼児たちには非常にクリエイティヴな子供が多いということだ。 保育コースの一環として一般の保育園や幼稚園も幾つか見学したが、そういったと

    Ooh
    Ooh 2009/02/17
    これはいい。一連の託児所ものをまとめれば映画が一本撮れるな。いい子役がいれば、の話だけど。というかノンフィクションでいけるか。
  • THE BRADY BLOG

    13歳の少年の赤ん坊が産まれた。というニュースや、17歳の少女が3つ子を産んだ。というニュースが相次いでいる英国で、流行している言葉が「BROKEN BRITAIN」である。 十代の妊娠率&出産率&中絶率が欧州一位のこの国で、若くして子を産む子供たちがなぜか今更問題視されている。というのは、彼らが普通に働いている親の子供たちではなく、アンダー・クラス(英国のマスコミは働かずして生きる階級のことを“ベネフィット(生活保護)・クラス”ではなく“アンダー・クラス”と呼ぶことに決めたようだ。ワーキング・クラスを最下層とする既存の階級よりもさらに下に位置するということで“アンダー”らしい。ある意味“ベネフィット・クラス”と呼ぶより差別的だ)の子女だからである。 “13歳の父”が12歳のときにセックスをした15歳少女の家は生活保護受給家庭であり、当該少年は自由に少女の部屋に寝泊まりすることが許されてい

    Ooh
    Ooh 2009/02/17
    これはいい。一連の託児所ものをまとめれば映画が一本撮れるな。いい子役がいれば、の話だけど。というかノンフィクションでいけるか。
  • THE BRADY BLOG:林フミ子親父、UKでユンボに乗って帰る。そして後継者は隣家の息子。

    Ooh
    Ooh 2008/12/22
    読みたいっす、それ。
  • THE BRADY BLOG:ネアンデルタール人の子供たち

    英国の貧民街に根を下ろして日も浅かった頃、強く感じた疑問の一つに、「なぜ英国の少女たちは未婚でぼろぼろガキを産むのか」ということがあった。 わたしの生まれ育った国なんかだと、十代の少女がひょっこり孕んでしまった場合には、①友人の紹介とかでクリニックを見つけてさっさと始末する。②親からさっさと始末させられる。といった按配でいずれにしても、始末。というのが一般的な対処法であったが、この国の貧民街では、出来てしまったものは産む。というのが普通になっている。 そうなっている理由として、①無職のシングルマザーには政府から住居や各種補助金が提供され、働かなくとも生きていける制度が確立されている。②腐ってもクリスチャン国である。という2点が挙げられるが、とはいえ、乳母車を押しながら昼間の貧民街をうろついている幼い母親たちの数は尋常ではなく、ヨーロッパ諸国の中で十代の妊娠率が最も高いのが英国だというのも頷

    Ooh
    Ooh 2008/12/22
    “靴だけは、ね。彼らが自分の足でいろんなところに行けるように。私はどこにも連れて行ってあげられないから。・・・なんか変かもしれないけど”
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