2007年9月22日、首都テヘラン(Tehran)で行われたイラン・イラク戦争を記念した軍事パレードで初公開されたイランの新型長距離ミサイル「Ghadr」。(c)AFP/ATTA KENARE 【9月22日 AFP】核開発問題をめぐり欧米諸国との緊張が高まるなか、イランは22日、イラン・イラク戦争開戦を記念する恒例の軍事パレードを行い、新型長距離ミサイル「Ghadr-1」を初めて公開した。 パレードの公式解説によるとこの新型ミサイルの射程は1800キロで、イランが敵視しているイスラエルや中東の米軍基地も射程範囲内となる。 1980-88年のイラン・イラク戦争開戦を記念するこの軍事パレードには、このほかこれまでの長距離弾道ミサイル「シャハブ(Shahab)」シリーズも登場した。Ghadrはこの「シャハブ」を改良したものとみられ、西側の専門家が開発にあたったとされる。 これまでの公式発表では「